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減量のお話 (2023年3月)

みなさんこんにちは。社長室の安野です。

昨年のコラム9月号を担当したのですが、その記事が意外と好評をいただいたので、今回は「減量」にフォーカスした続編をお届けします。バックナンバー9月号をご覧になっていない方は、ぜひそちらを先に読んでいただければと思います。

さて、私事ですが、3月から減量に入ります。私の減量は極限まで行いますので、巷でいう「ダイエット」レベルとはわけが違います。逆を申しますと、男性でいうところの体脂肪12〜13% (腹筋がうっすら見える程度) にすることなど朝飯前です。夏までに痩せたいなと思っている諸君、ぜひ参考にしてみてください。

減量に魔法はない


減量に魔法はなく、消費カロリーが摂取カロリーを上回る状況を続けていくほかにありません。

よく従業員から相談を受けるのが、「何を食べたらいいですか?」という質問です。その質問に対して、「消費カロリーより低ければ何を食べてもいいよ」というと、皆さん不満げな顔をされますが、残念ながらそれが本質です (糖尿病や腎臓病とかだと話は違いますが) 。

私が絞れていくのは「何か特別な方法を使っているに違いない」と思いたい気持ちはわかりますが、シンプルに消費カロリー>摂取カロリーの状態を続けているだけになります。

人間は思った以上に食べている


前項の問答の続きで、「とはいってもそんなに食べてないんです」と言ってくる方がいらっしゃいます。でも痩せていかないのであれば、残念ながら消費カロリー<摂取カロリーになってしまっています。人間は思った以上に食べているのです。

例えば、カップ焼きそばだけではちょっと物足りなくて、菓子パン1個追加なんてしていませんか?モノによっては、それだけで1,000kcal程度になってしまいます。そこにコーラなんて付けたら最悪です。

そこで、やってほしいことは、「毎日の食べている (飲んでいる) 全カロリーと体重を記録する」ということです。記録することで、自分がどれだけ食べているか、それによりどのように体重が変化するかを客観的に見ることが出来ます。体重が減っていない場合は、摂取カロリーが高すぎます。逆に減るスピードが速い場合は、もう少し摂取カロリーを上げましょう。だいたい、1ヶ月に体重の3%以下くらいのペースで減らすのがよいでしょう。これが出来れば、減量はほぼ成功すると言っても過言ではありません。

とはいっても減量のモチベーションが続かず、すぐ諦めちゃうという君へ


① 目標をつくる

モチベーションを高めるためには、目標を設定することが大切です。例えば、「夏に海で水着を着る」「結婚式までに痩せる」「友達にダイエット宣言をする」など、なんでも構いません。

 

②満足度を高める食事を意識する

確かに、消費カロリー>摂取カロリーの状態を作れれば何を食べても理論的には痩せていきます。しかし、痩せていくカロリー内に抑えるのであれば、好きなものをチョイスしているとすぐにカロリーオーバーしてしまいます。そこで、満足度を高める食事を意識するようにしましょう。例えば1袋500kcalのポテトチップスを食べるのであれば、おにぎり1つ、ゆで卵、味噌汁、鮭の塩焼き、サラダで500kcal食べた方が満足感がありませんか?1日1500kcalでもうまく組み合わせれば、満足する食事が出来ますよ。

おすすめは自炊です。お金も貯まりますからね。

 

③焦らないマインドをもつ

ダイエットを希望するほとんどの方は、1週間くらいで自分の理想の体になりたい!と夢を見ちゃっています。現実問題、そんなことは不可能です。絶対に出来ません。最低でも3〜4ヶ月程度は見てください。

先にも述べましたが、1ヶ月で体重の3%以下のペースで減らすのが理想的です。60kgの場合は1.8kg以内です。1.8kgとは、3ヶ月続ければ5kgほど減らせます。

絶対に焦ってはいけません。

 

減量は最強にコスパが優れている

「シャネルの高級ドレスがもらえる」のと、「自分の理想の体重 (身体) になれる」のうち、どちらかの願いが叶うとしたら、あなたはどちらを選択しますか?多くの方は、理想の体重と答えるのではないでしょうか。理想の体型まで減量するということは、何十万円、人によっては何百万円もの価値があるのです。しかもお金をかけずにその価値を手に入れられるのですから、やらない手はないでしょう。


いかがでしたでしょうか?

減量の過程は、ビジネスや勉強にも通ずるものがあります。

早く結果を出そうと焦ってもうまくいきませんし、順調に進んでいても、時には壁に当たること (停滞) もあります。こんなに頑張っていのに何で結果が出ないんだと悩む時もあります。しかし、そういう苦しい時こそ、諦めずコツコツ積み重ねる先に、大きな結果が待っているのだろうと思います。

とはいえ、私も苦しい時ほど、逃げ出したくなることもあるし、周りの環境のせいにしてしまう時もあります。わかってはいるけど、それが人間というものなのかなと。

夏までまだ4ヶ月ほどあります。今年こそ減量しよう!と考えている方は、私と一緒に頑張りましょう。

ではまた。