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新卒薬剤師研修(2022年5月)

 

 

新年度がスタートし、2ヶ月が経とうとしております。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 

今年は5月に大型店舗がオープンすることもあり、飛鳥薬局には薬剤師12名、調剤事務10名と多くの新卒社員が入社しました。

 

今回のあすかコラムは4月1日に行われた入社式の様子と4月、5月の2ヶ月間実施している新卒薬剤師研修についてお伝えします。


4月1日(金) 入社式とガイダンス


 

入社式では、新入社員を歓迎するお祝いの言葉を根岸社長、大石常務取締役、安野取締役よりいただきました。

また、新入社員の皆さんに自己紹介と入社の意気込みについて各々発表していただきました。

 

その後のガイダンスではグループディスカッションを多く行い、同期の親睦を深めていただきました。

また、飛鳥薬局の規則や制度を理解していただくために、社員就業規則や人事制度についてもお伝えしました。


4月4日(月)社会人研修1日目 ビジネスマナー



入社2日目から、いよいよ新人研修がスタートします。

薬学生には「青本」でお馴染みの医学アカデミー(薬学ゼミナール)より、中山博樹先生にお越しいただき、

研修を行っていただきました。

社会人研修1日目はビジネスマナーについて行いました。

学生と社会人の違いについてや挨拶・身だしなみの重要性などを学びました。

また、電話応対などを複数のグループに分かれて実践していただきました。

4月5日(火) 社会人研修2日目 報連相、社会人基礎力



社会人研修2日目は報連相と社会人基礎力について、昨日同様、医学アカデミーの中山先生に行っていただきました。

報連相がしっかりできていなかったことにより発生した、薬局でのトラブル事例を基に、どのように対応することが適切であったか、グループに別れてディスカッションを行い、報連相の重要性について理解してもらいました。

また、職場で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力と言われている、社会人基礎力(前へ踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力)についても学び、自らの強みと弱みについて各々が把握することができました。

4月6日(水)~9日(土) 基礎研修


6日からは薬剤師の基礎研修を行いました。

新卒薬剤師の方々は、実務実習が終了してから1年以上の期間があいているため、

まずは本社で薬剤師の基礎的な部分の研修を行ってから実地研修に行っていただきます。

本社の集合研修で行う主な内容は以下の通りです。

 

・健康保険、各種公費について

・調剤報酬、介護報酬点数について

・添付文書、処方箋、指示書の見方について

・調剤監査、疑義照会について

・薬歴記載について、電子薬歴の使い方

・調剤過誤報告書の意義と書き方

 


4月11日(月)~5月28日(土) 実地研修



本社での集合研修が終わると、いよいよ各店舗をまわる実地研修がスタートします。

今年は2名ずつ6つのグループに分かれて実地研修を行いました。

4月の3週間は主に調剤と監査について、5月の3週間は服薬指導と薬歴記載について研修を行っていきます。

また、1週間ごとに店舗を変え、様々な診療科での研修を行ってもらいます。

例:元町薬局→熊谷店→久下店→元町薬局→熊谷店→久下店)

 

4月16日(土)~5月28日(土) 振り返り研修


毎週土曜日に1週間の振り返りを行う研修を実施しています。

 

4月はOJTトレーナーが作成した課題を解き、各疾患についての知識をより深めてもらいます。

5月は新卒薬剤師の方々が実際に服薬指導し、その内容を記載した薬歴について発表してもらい、添削を行います。

年々、新卒薬剤師の薬歴記載のスキルが上がっていることに私たちは驚かされています。

 

昨年までは1つの店舗集まって、対面で振り返り研修を行っておりましたが、今年はZOOMを利用し、オンラインにて振り返り研修を行いました。


5月21日(土) 配属先店舗 発表


 

毎年5月3週目の振り返り研修にて新卒薬剤師の配属先店舗を発表しています。

今年は12名の薬剤師が9つの店舗に配属となりました。

 

5月にオープンした大型店舗の済生会通り店(加須市)にも新卒薬剤師の配属が決まりました。